
英語の勉強がなかなか継続できない人
「今年こそは英語の勉強をしようと決めたけど、また挫折してしまった…どうやったら継続できるんだろうか?英語の勉強を継続してやっている人に話を聞きたい!」
こんな疑問に答えます。
・英語の勉強を継続する方法
・効率的に英語の勉強をする方法
記事の信頼性
この記事を書いている僕は、英語勉強歴7年ほど。
大学では、第二言語習得(効率のいい英語の習得方法を学ぶ学問)と英文学を専攻していました。
ここ1年間は1日も欠かさずに英語の勉強を継続しています。
現在は、英会話コンサルタントとして英会話学習のアドバイスもしています。
今回は、英語の勉強を継続する方法を解説します。
結論から言うと、「7つのコツを意識して効率よく勉強すれば、必ず継続できるようになる」です。
楽しく学習すること
これが一番のコツです。
通常は自分のレベルにあった教材を使った方がいいのですが、自分が熱中できる動画があればそれが最適な教材です。
少し難しかったとしても、理解できるまで見続けることができると思えるものであれば、その動画を教材として選んでください。
楽しく学習する方法
何度見ても飽きない動画を教材に使うことがポイントです。
例えば、僕はハリーポッターが好きなので、内容が理解できるまで10回以上見ても苦にはなりません。
日本語字幕と英語音声では、微妙に意味が違うことが多いので、新しい発見をすることもできます。
もう1つおすすめの方法は、アプリを使ってゲーム感覚で勉強することです。
スタディサプリ ENGLISHのような、ストーリーが作り込まれたアプリを使うと飽きずに勉強することができます。
英語学習の優先順位を上げること
現在英語を勉強するほどの空き時間がないと感じている方は、英語の優先順位を上げる必要があります。
優先順位を上げる方法
朝の二度寝の時間、昼食の時間、夜の飲み会など断れる時には断ることが必要です。
実際にコンサルタントとして面談をしている時、どうしても飲み会が好きな人には、2ヶ月間だけは1次会で帰るようにするという提案をしています。
もしくは、朝の1時間、通勤の1時間、昼の1時間と午前中のうちに全て学習を終えて飲み会は自由に参加というスケジュールの方もいます。
決まった時間(タイミング)にやること
何かをする時に必ず英語を勉強するというように決めてしまうと、勉強が苦ではなくなってきます。
これは他の習慣にも言えることですが、やり続けて3ヶ月経つ頃には習慣になるので、そこまでは誘惑に負けない忍耐力が必要です。
決まった時間に勉強する方法
何かをするタイミングで必ず英語を勉強すること。
朝目覚めた瞬間から1時間勉強
通勤・帰宅中の電車or車で勉強
帰る前にカフェに寄って1時間
これで3~4時間は勉強時間が確保できます。
やらない日を作らないこと
英語の勉強を何もやらない日は作らない方がいいです。
1日例外を作ると、例外の基準が甘くなってどんどん休みの日が増えていきます。
やるかやらないかを考えると、人間はやらない方を選ぶので、やることは当たり前という状態にしておくことが大切です。
毎日勉強する方法
週に1日くらいは休息日を作っても大丈夫ですが、自分が習慣にしているタイミング(朝起きた後など)だけは絶対に勉強するようにしてください。
朝起きて1時間程度勉強をしたら、そのあとは完全自由でオッケーです。
次からは、より効率的に勉強ができるようになる方法を紹介していきます。
英語力の伸びが実感できないと継続するのは難しいので、一番効率の良い方法で勉強していってください。
短期集中でやること
1日1時間を1年間かけてやるよりも、1日4時間を3ヶ月でやりきった方が学習効果があります。
英語学習は、覚えた内容の点と点を結んでいく作業です。
出来るだけ多くのことを覚えているうちに点と点を繋げてしまうのが効率の良い勉強方法です。
大学生以外でない限り、毎日4時間勉強することは精神的に難しいので、2ヶ月ほどの短期集中を毎年やることをおすすめします。
短期集中以外の時期は1日1時間半〜2時間ほどをキープしてください。
短期集中でやる方法
僕は実際に学習プランの相談に乗ることがありますが、どんなに忙しい社会人の方でも1日3時間は勉強時間を取ることができています。
忙しい人であっても、移動中のような空き時間を使うと3時間は確保できるはずです。
また、比較的飲み会が多くないシーズンに短期集中すると無理なく時間を作ることができます。
1日のスケジュールを決めて、その通りに学習すること
1日の中の決まった時間に決まった内容を学習できるようにしておくことが大切です。
次に何をしようかと悩む時間がもったいないので、事前に計画をして、その通りに勉強していってください。
スケジュール通りに勉強する方法
夜の学習が終わった後に次の日の学習内容とスケジュールを全て決めておく。
時間を小分けにして学習すること
1時間勉強時間があるとしたら、15分刻みで4つのトレーニングをするのが効率のいい勉強方法です。
人間の集中力には限界があるので、短時間の集中を何度も繰り返すように学習した方が良いです。
集中できている時には、そのまま30分くらい続けてやっても大丈夫です。
時間を刻む具体例
1時間以上勉強時間が確保できる場合の、やる内容のサイクルを決めておくと良いです。
例えば、シャドーイング→瞬間英作文→ディクテーション→ドラマのリスニングという順番を決めておくと、何をやるのか迷うことなく勉強に取り掛かることができます。
まとめ:具体的な勉強時間の例
・楽しく学習すること
・英語学習の優先順位を上げること
・優先順位を上げる方法
・決まった時間(タイミング)にやること
・やらない日を作らないこと
・短期集中でやること
・時間を刻んでやること
これを踏まえて、具体的な1日のスケジュールを作ってみます。
使える全ての時間を最大限まで使った厳しいスケジュールなので、自分なりに調整してください。
*この日程は、僕のセブ島での勉強スケジュールとほぼ同じなので、覚悟を決めればやることは可能です。
・起きた瞬間に自分の知っている洋楽をかける:10分
・シャワー中も洋楽をかける:10分
・朝ごはんの準備&食べながらリスニング:30分
・家を出るまで単語帳:40分
・全部で90分通勤 7:30~8:30
・15分ずつ4つのトレーニング(1時間)
昼休憩 12:00~13:00
・食べながらリスニング:30分
・食べ終わったらシャドーイングと瞬間英作文:30分(1時間)
帰宅中 17:00~18:00
・15分ずつ4つのトレーニング(1時間)
夕飯前 18:00~19:00
(準備しながら&夕飯中も)
・15分ずつ4つのトレーニング(1時間)
夕飯後 19:00~21:00
・15分ずつ4つのトレーニング×2回(2時間)
自由時間 21:00~23:00
これをそのままやると合計で7時間半勉強できる計算になります。
半分削ったとしても3時間は勉強時間を確保できます。
勉強時間を確保した上で、最も効率の良い学習方法をする必要があります。
効率の良い学習内容に関しては、こちらを参考にしてください。
参考:英語学習の完全マップ【基礎・初級・中級・上級で解説】
毎日継続して勉強するのは、はじめのうちは大変ですが、慣れてしまえば当たり前になってきます。
ぜひ英語の学習を毎日の習慣にしてください!