
ビジネス英語を身につけたい人
「ビジネス英語ってどうやたら身につくんだろう。そもそもビジネス英語ってなんだ?何ができるようになったらビジネス英語ができるようになったと言っていいんだろう?よくわからないから、詳しい人に話を聞きたい!」
こんな疑問に答えます。
・ビジネス英語を3段階に分けて解説
・英語でビジネスをするときに英語以上に大切なことを解説
記事の信頼性
この記事を書いている僕は、英語勉強歴7年ほど。
大学では、第二言語習得(効率のいい英語の習得方法を学ぶ学問)と英文学を専攻していました。
現在は、現在は、ネイティブレベルで英語を使えるようになっており、英会話の効率的な勉強法を教える英会話コンサルタントとして活動しています。
今回は、ビジネス英語のスピーキングを3段階に分けて解説します。
結論から言うと「2段階目までは、普通の英会話と同じ。英語でビジネスをする際に必要なのは、英語力よりもオーラと知識」です。
ビジネス英語のスピーキングは3段階ある

段階1:言いたいことが英語で言えるようになる
段階2:英語でネイティブと話ができる
段階3:時と場所に合った英語の使い方ができる
段階1:言いたいことが英語で言えるようになる
このレベルに到達すれば、十分ビジネスで使える英語になっているはずです。
「言いたいことを英語で言う」に到達するためには、スピーキングの練習をすればいいだけです。
基礎的な文法と単語を知っている方なら、今知っている単語だけを使って話すことができるので、特に何かを覚える必要はありません。
【もう悩まない!】スピーキングの伸び悩み解消方法をレベルごとに解説に最短で話せるようになるための勉強方法をまとめたので、よかったら参考にしてください。
段階2:英語でネイティブと話ができる
このレベルに到達するのには少し時間がかかります。
このレベルになると、ネイティブと対等にビジネスの話ができるようになっているはずです。
独学で到達することは難しいので、オンライン英会話等を使う必要があります。
英会話は先生次第なので、大手のオンライン英会話を使っておけば間違い無いです。
DMM英会話、レアジョブ英会話
、QQ Englishオンライン英会話
あたりが大手オンライン英会話です。
無料体験授業があるので、授業を受けてみて一番いい先生がいたところを選ぶといいと思います。
ここまでは、普通の英会話の勉強法と全く同じです。
段階3:時と場所に合った英語の使い方ができる
これはかなりのハイレベルですが、これができればビジネス英語はマスターしたと言ってもおかしくないです。
英語は、「プレゼンやスピーチの時に使う言葉」「友達に対して使う言葉」「初対面の人に対して使う言葉」など、日本語の敬語に近い決まりがあります。
英語で不自由なく話せるようになった人の次の目標は、状況に合った丁寧な言葉遣いです。
僕もこれを目指しています。僕は、英文学科の教授集会で、他校の教授に「What is your name?」と言ったら、あとで注意されたことがあります。
公式な場では「Can I have your name, please.」が正解です。
— しゅうと@英会話トレーナー (@shutofuruya) May 1, 2019
以前こんなツイートをしましたが、ビジネスで付き合いのある人に「What is your name?」と聞くのはそこそこ失礼です。
この場合、「Can I have your name, please」が場にふさわしい言葉遣いです。
意味は同じなのですが、「お名前いただいてもよろしいですか?」と「名前なんていうんですか?」くらいの違いがあります。
このように、時と場にあった言葉遣いはビジネス英語に欠かせません。
このレベルに到達すれば、会話の主導権を握ることもできるはずです。
ビジネス英語に必要なのはオーラと知識
僕がビジネス英語以上に大切だと感じるのが、オーラと知識です。
そして、オーラと知識は英語力とはほとんど関係ありません。
特にアメリカ人はこの2つを意識している人が多いです。
オーラ
単純な見た目です。
ただ、顔がイケメン、美女という意味ではなく、雰囲気・たたずまいのことです。
僕は何人か外国人の営業をしている友人がいますが、皆、見た目に共通点があります。
・笑顔が素敵
・背筋がピシッとしている
・サイズの合ったスーツを着ている
・髪がいつでもキマっている
・いい匂い
・目が輝いている
・自信がちょうどよく外見に出ている
つまり、PERFECT HUMANです。
僕が働いていた語学学校では、基本的に外部からの営業は受けていないのですが、こんな感じの人が来た時には話を聞いてしまっていました。
海外では「ナメられたら負け」という意識が当たり前になっています。
見た目で人を判断しないようにしたいですが、やはり見た目は大切だと思います。
知識
オーラがあると、話を聞いてくれる可能性が上がりますが、知識がなければ何かを買ったり、契約したりしようとは思いません。
最低限説明できる英語力があれば、あとは知識を持っているかどうかが大きく関わってきます。
これは、英語がどうこうではなく、日本語でしっかり説明できる人であれば英語でビジネスをしても十分通用するということです。
まとめ:英語がある程度話せたら、あとはオーラと知識
段階1:言いたいことが英語で言えるようになる
段階2:英語でネイティブと話ができる
段階3:時と場所に合った英語の使い方ができる
・オーラ
・知識
日本人が英語のセールストークでネイティブに勝つのはほぼ不可能です。
ただ、オーラと知識に関してはネイティブだろうと日本人だろうと関係はありません。
もちろん、オーラと知識以前にある程度の英語力は必須です。
ビジネス英語であろうと日常会話であろうと、英語の勉強方法は同じです。
こちらに、最も効率のいい勉強方法をまとめたので、よかったら参考にしてください。
参考:英語学習の完全マップ【基礎・初級・中級・上級で解説】
この記事がビジネス界で活躍する方の参考になると嬉しいです。