
英語がペラペラになりたい人
「英語がペラペラになりたい。
でも、どのくらいやったらペラペラになるんだろう?
どんな勉強をすればいいのかなぁ?」
こんな疑問に答えます。
・英語をペラペラに話せるようになる方法を解説
・どのくらい勉強すればペラペラになるのかを紹介
・英語ペラペラのメリットを紹介
記事の信頼性
この記事を書いている僕は、英語勉強歴8年ほど。
大学では、第二言語習得(効率のいい英語の習得方法を学ぶ学問)を専攻していました。
現在は、ネイティブに近いレベルで英語を話せるようになっています。
今回は、英語がペラペラになるための方法について解説します。
結論から言うと
「ペラペラを目指すなら、効率的な勉強法が必須。
独学でも留学でもペラペラにはなるが、2000~3000時間の勉強が必要」
です。
独学でも英語をペラペラに話せるようになる?
結論、勉強方法が正しければ、独学でも留学でも英語はペラペラになります。
逆に、勉強方法が間違っていると、留学したとしても、あまり英語力は伸びません。
英語ペラペラになるには、留学が必要?
正しい勉強方法なら、独学でもペラペラになります。
なぜなら、留学しても、日本で独学で勉強しても、英語学習の本質は同じだからです。
英語学習に関して、留学のメリットはこの2つのみです。
・高額のお金を払っているので、やらないとモッタイない気がする
留学中にやっていることは
・英語を覚える
・英語を話す
この3つの繰り返しなので、日本にいても同じことができます。
実際に僕自身も、留学中よりも、正しい方法で自習していた時の方が圧倒的に英語力が伸びました。
留学では、言語以外にも学べることがあったので、後悔はしていません。
それでも、「英語を話したい」という目的であれば、留学よりも独学がオススメです。
では、ここからは、英語を話せるようにするための「最も効率がいい勉強方法」を紹介していきます。
僕が学生時代に専攻していた「第二言語習得」をもとに、所属大学の教授に聞いた方法をまとめていきます。
英語がペラペラになるための勉強方法
ペラペラになるのに必要なのは、スピーキングとリスニングのみです。
正しいリスニング勉強方法
科学的に証明された、リスニングの勉強方法は以下2つです。
・シャドーイング
参考文献:リスニング能力養成のための自律学習: ディクテーションの効果
参考文献:リスニング力向上におけるシャドーイングの効果について
参考文献:フランス語学習におけるシャドーイングの導入とその効果について ―二つの実験とアンケートから―
ディクテーションとは、「聞こえてきた英語を全て書きとる」学習方法です。
シャドーイングとは、「聞こえてきた英語にかぶせて発音していく」学習方法です。
シャドーイング の方が難しいので、「ディクテーションからやってみて、教材に慣れたらシャドーイング 」がオススメの方法です。
後ほど、オススメ教材を紹介します。
正しいスピーキング勉強方法
効率的なスピーキングの学習方法は以下の3つです。(難易度順)
・独り言
・英会話
瞬間英作文とは、「日本語を見て、一瞬でそれを英語にする」勉強法です。
独り言は、読んでそのまま「英語で独り言を言う」勉強法です。
例えば、こんな感じでお題を設定して、あとはとにかく英語を頭から絞り出して独り言を言い続けます。
勉強方法の選び方は、「まずは独り言を試してみて、まったく英語が出てこないようだったら瞬間英作文へ」が最適です。
少し英語が出てくる場合、我慢して続けていれば、スラスラと英語が出てくるようになります。
独り言がある程度簡単になってきたら、英会話に進んで、独り言で間違っていた部分を英会話の先生に直してもらってください。
英会話は、オンライン英会話がコスパが良くてオススメです。
詳しい勉強方法は長くなるので、別にまとめました。
参考記事:英会話初心者の最も効率がいい勉強法を解説【中級者へのステップ】
リスニングの教材は?
リスニングの教材は、自分のレベルに合っていればなんでもいいです。
なので、高額の教材とか買う必要はまったくないです。
ただしリスニングでは、レベルが高すぎる教材を選ぶと、まったく聞き取れなくて挫折することになります。
なので、YouTubeで「7割聞き取れるなー」くらいの動画を探してください。
自分の興味がある分野で検索すれば、見たいと思える動画が出てくるはずです!
・YouTubeの動画が難しすぎる場合
・もしくは、移動中の空き時間に勉強したい場合
こういった場合には、リクルートが運営しているスタディサプリがオススメです。
こんな感じで、隙間時間を利用して、ゲーム感覚でディクテーションとシャドーイングができます。
スピーキングの教材は?
独り言と、英会話は教材不要です。
瞬間英作文の教材は、以下の3つが人気です。
英語力に自信がない方はこちらがオススメです。
「自分の言いたいことを伝えるくらいならできる!」という方はこの2つがオススメです。
特別な教材はいらないので、無駄に高い教材を買わないように気をつけてください!
どのくらい勉強すれば、英語がペラペラに?
英語力ゼロからだったら3000時間、ある程度英語が話せている人なら2000時間でペラペラになれます。
実際に、僕が「英語ペラペラになった!」と実感したのは、「10ヶ月のダラけきった留学後に、3ヶ月ほど真剣に勉強した後」でした。
おおよそですが、こんな計算です。
自習:1日8時間×3ヶ月=800時間
合わせて2000時間
「ある程度は英語が話せる状態」で留学に行ったので、だいたい2000時間くらいで「ペラペラになった!」と実感できたことになります。
つまり、僕の経験をもとにすると、
コミュニケーションが取れる人は、2000時間くらいやるとペラペラに
といった感じです。
英語がペラペラになることのメリット
英語がペラペラになるとこんなメリットがあります。
・給料アップ
・海外旅行の楽しみ方の幅が広がる
・外国人とも付き合える
モテる
英語が話せるようになると、5割増しくらいでモテるようになります。
なんとなく、「デキル人」というイメージを持ってもらえることが多くなります。
給料アップ
データにも出ていますが、英語がペラペラに話せると、給料が上がる可能性が非常に高いです。
参考データ:産経biz:英語力を身につけると年収が上がる」は本当か? 日本人のニーズに変化
海外旅行の楽しみ方の幅が広がる
海外旅行で、外国人の旅行者と普通に話ができるようになります。
また、パッケージの観光ではなく、自分でいきたいところに行けるようになるので、楽しみの範囲が広がります。
外国人とも付き合える
英語がペラペラだと、外国人と付き合える可能性も広がります。
僕の彼女も外国人ですが、基本的には英語で話しています。
Tinderのプロフィールを英語にしておけば、結構マッチするので、試してみてください。
日本人と付き合いたいと思っている外国人は(男女ともに)けっこういるので、チャンスです。
まとめ
・独学でも留学でも、効率的な勉強方法ができれば英語は誰でも話せるようになる
・ディクテーション
・シャドーイング
・瞬間英作文
・独り言
・英会話
・モテる
・給料アップ
・海外旅行の楽しみ方の幅が広がる
・外国人とも付き合えるよ
頑張ってペラペラを目指しましょう!
本気で、しかも最短ルートで英語を勉強したい人は、ぜひ読んでみてください。
参考:英会話初心者の最も効率がいい勉強法を解説【中級者へのロードマップ】