
英語のスピーキングのコツを知りたい人
「英語のスピーキング難しい!なかなか上達しないけど、何か上手く話すためのコツってあるのかなぁ。詳しい人に話を聞きたい!」
こんな疑問に答えます。
・スピーキング初心者のコツ
・スピーキングを長くするコツ
・スピーキングを上手くつなげるコツ
・スピーキングをさらに長くするコツ
記事の信頼性
この記事を書いている僕は、英語勉強歴7年ほど。
大学では、第二言語習得(効率のいい英語の習得方法を学ぶ学問)と英文学を専攻していました。
現在は、ネイティブレベルで英語を使えるようになっており、英会話の効率的な勉強法を教える英会話コンサルタントとして活動しています。
今回は、スピーキングのコツについて解説します。
結論から言うと「初心者は基礎文法通りの文を作ること。中級者以降は、文章をつなげる表現を覚えるといい。」です。
スピーキング初心者のコツ
スピーキング初心者のコツは、基礎練習を積み重ねることです。
言いたいことが言えるレベル(中級者)になるまでは、文法ごとにトレーニングしていくのが最も効果的な勉強方法です。
例えば、自分で使えるまで理解していない文法があると、どうしてもその文法を使わなければいけない時に何も言えないという状態になります。
他の言葉で言い換えることはできるのですが、かなり不自然になってしまう可能性が高いので、まずは基礎的な文法を使いこなせるになることが大切です。
詳しくは、【もう悩まない!】スピーキングの伸び悩み解消方法をレベルごとに解説を参考にしてください。
スピーキングを長くするコツ
スピーキングを長くするコツは、文と文(内容と内容)をつなげる表現を覚えることです。
ここでは6つ紹介していますが、他にもあるかと思います。
when
「~していた時」という表現ができます。
ほとんど全員が知っている表現なので、特に説明はいらないかと思います。
使おうとすると意外と難しいので、意識して使ってみてください。
because
「なぜなら~」という表現ができます。
英会話を始めた頃からほとんど全員が使っている表現なので、特に説明はいらないかと思います。
to do
「~するために」という表現ができます。
(昨日あのレストランに行ったんだ。ステーキを食べたかったんだよね。)
「I went to the restaurant yesterday to eat a steak.」
(昨日、ステーキ食べにあの店に行ったんだ。)
by
「~することで」「~された(した)結果」という表現ができます。
「John asked her a lot of question. She got angry.」
(ジョンは彼女にたくさん質問をした。彼女は怒った。)
「John made her angry by asking a lot of questions.」
(ジョンは彼女にたくさんの質問をして彼女を怒らせた。)
「My father smoked a lot. He got cancer.」
(私の父はタバコをたくさん吸っていた。父はがんになった。)
「My father got cancer by smoking too much.」
(私の父はタバコを吸いすぎてがんになった)
with
人や物の性質を表現することができます。
「The woman with long hair.」
(あの髪の長い女の人)例2:
「The boy with a round face.」
(あの顔の丸い男の子)
as
「~として」という表現ができます。
「I think like this. Because I am a designer」
(私はこう思う。私はデザイナーだから。)
「I think like this as a designer」
(私はデザイナーとしてこう思います。)
スピーキングを上手くつなげるコツ
スピーキングを上手くつなげるコツは、人称代名詞(I, He, Sheなど)以外を主語にすることです。
いつも「I」や「He」を先頭にして話すと、同じパターンの文章を並べることになります。
それ以外のものを文頭に持ってくると、より洗練された英語に聞こえてきます。
・動名詞を使う
・It is〜の構文を使う
・文頭で主張する
動名詞を主語にする
例1:Swimming in the pool is good for your health.(プールで泳ぐのは健康にいい)
例2:Doing your best is the only key to your success.(成功の唯一の秘訣はベストをつくすことだ)
It is ~ の構文を使う
例1:It is really difficult to do ~(~するのはすごく難しい)
例2:It was hard for him to do ~(彼にとって~するのはとても難しかった.
文頭で主張する
例1:What I want to say is ~(私が言いたいのは~だ。)
例2: The reason why I’m saying this is ~(私がこう言っている理由は~だ。)
例3: The only thing I can say about it is ~(1つ言えることは~だ。)
スピーキングをさらに長くするコツ
「長くするコツ」と「上手くつなげるコツ」を2つ以上使うと、さらに長い文章を作ることができます。
例:「by」と「文頭で主張」を組み合わせてみます。
The only things I can say about it is that he created new things by using someone’s idea bacause he cannot create anything by himself.
(それについて一つだけ言えることは、彼は自分で何も作れないから、人のアイデアを使って新しいものを作ったということだ。)
(会話らしく訳すと:1個言いたいんだけど、あいつ、自分で何も作れないからって、人のアイディア盗んで色々作ったんだよ。)
ここまでできるようになれば、もうスピーキング上級者です。
劇的にスピーキング力を上げる方法
スピーキング力を最短期間で一気に上げたい場合、自分のスピーキングを分析して改善することが必要です。
これは、自習でできるものではなく、英語の習得を詳しく知っている人にしかできません。
英会話ではなく、英語の習得を専門に学んできた人に学びたいのであれば、コーチング型の英会話スクール「PROGRIT」がオススメです。
初回の無料カウンセリングでは、自分の英語の弱点を細かく分析してくれます。
(僕も受けましたが、見事に文法力と単語力の弱点を指摘されました。)
その後のサービスを受ける受けないは関係なく、現状の英語力を測るためにもぜひ受けてみてほしいです。
まとめ
・基礎文法通りの文を作れるようにする
文と文(内容と内容)をつなげる表現を覚える
・when:~していた時
・because:なぜなら~
・to do:~するために
・by:~することで・~された(した)結果
・with:人や物の性質を表現
・as:~として
代名詞以外を主語にすること
・動名詞を主語にする
・It is ~ that の構文を使う
・文頭で主張する
・「長くするコツ」と「上手くつなげるコツ」を2つ以上組み合わせる
言いたいことが言えるようになれば、英会話は楽しくなってきますが、どこかの段階で伸び悩みます。
スピーキングは、短い文章ばかりだと、相手に言いたいことが伝わりにくくなる可能性があります。
ここで紹介した方法を使って、少し長めの文章で話せるようにしてみてください。
この記事が、英語のスピーキングを強化したい人の参考になると嬉しいです。