
スピーキングの瞬発力をあげたい人
「スピーキングの瞬発力がなくて、英語で話すのにすごく時間がかかる。単語を増やせばもっと瞬発力が上がるのかなぁ。どうやったらいいのかわからないから、詳しい人に瞬発力の上げ方を聞きたい。」
こんな疑問に答えます。
・スピーキングの瞬発力とは何か説明
・瞬発力を鍛える方法1:基礎文法をマスターする
・瞬発力を鍛える方法2:スピーキング用の単語を増やす
記事の信頼性
この記事を書いている僕は、英語勉強歴7年ほど。
大学では、第二言語習得(効率のいい英語の習得方法を学ぶ学問)と英文学を専攻していました。
現在は、ネイティブレベルで英語を使えるようになっており、英会話の効率的な勉強法を教える英会話コンサルタントとして活動しています。
今回は、スピーキングの瞬発力について解説します。
結論から言うと「瞬発力を上げるには、瞬間英作文と単語ゲームが効果的。瞬発力さえあげれば、英語で言いたいことが言えるようになる。」です。
スピーキングの瞬発力について
スピーキングの瞬発力とは、言いたいことを瞬時に英語で言う力です。
英語で言いたいことが言えない初級者の方は、この能力を上げると、自分の言いたいことが英語で言えるようになります。
瞬発力をつける方法
具体的に2つの方法があります。
・スピーキング用の単語を増やす
ここから具体的な方法を詳しく解説していきます。
英会話ではダメなの?
もちろん英会話でも瞬発力をつけることができます。
ただし、英会話ではリスニングとスピーキングを同時にやることになります。
そのため、リスニングもスピーキングも苦手な初心者のうちは、効果が出にくいです。
まずは、「スピーキングだけ」「リスニングだけ」をできるようにしてしまった方が、結果的に英語力が伸びます。
英会話関係者は自社の利益が減るので言いませんが、事実です。
英語で言いたいことが言えるようになった後には、かなり有効です。
基礎文法をマスターして瞬発力を鍛える
基礎文法をマスターするのに最も効果的なのが、瞬間英作文です。
中学レベルの文法を知っている人なら、誰でもできるトレーニングです。
詳しいやり方とおすすめ教材は瞬間英作文のおすすめアプリ&教材【正しいやり方と効果も解説】を参考にしてください。
基本的にどのテキストも文法ごとに例文が並んでいるので、基礎文法をマスターするのに適しています。
文法知識は必須
瞬間英作文をする前に、文法の基礎知識は必須です。
文法を知らなければもちろん英作文をすることができないです。
中学校で習う文法に自信がない場合は、1度文法の復習から始めると効率がいいです。
オススメの文法教材は【英語初心者向け】基礎固めにおすすめの本・教材【文法書と単語帳】を参考にしてください。
7割くらい理解できるようになったら瞬間英作文に進んでオッケーです。
スピーキング用の単語を増やして瞬発力を上げる
スピーキング用の単語を増やす方法は2つあります。
・瞬間英作文
独り言&日常単語ゲーム
自分の身の周りのものを英語で言えるか確かめるトレーニングです。
例えば
「通勤中に2分間だけ、目についたものの英単語を頭の中で言い続ける」
「頭の中で思ったことを英語にしてみる」
といった方法があります。
直接単語で言えなかった場合は、遠回りでもいいのでなんとしてでも英語にしてみてください。
例えば、「電車のつり革」を英語で言えなかった場合…
「The leather you grab when you are on the train.(電車に乗った時に捕まる革のやつ)」と説明して、あとで単語を調べてください。
最初の頃は説明するのは難しいので、すぐに単語を調べても大丈夫です。
ちなみに僕も今知りましたが、つり革は「strap」でした。
このように、意外と簡単な単語であることが多いです。
瞬間英作文
瞬間英作文をすることで、リスニングで理解できている単語をスピーキングで使うことができるようになります。
英語には、リスニング用の単語とスピーキング用の単語があります。
スピーキング用の単語:自分で使える単語
リスニング用の単語:聞いたらわかるけど自分で使うことができない単語
瞬間英作文で、リスニング専用の単語をスピーキングで使えるようにしていくことで、英語が話せるようになります。
中学校までの単語を知っていれば十分です。
テキストを3、4周する頃には、ある程度英語で言いたいことが言えるようになっているはずです。
まとめ:瞬発力さえあれば英語で言いたいことが言える
・言いたいことを瞬時に英語で言う力
・基礎文法を使いこなす
・スピーキング用の単語を増やす
・瞬間英作文
・独り言&日常単語ゲーム
・瞬間英作文
スピーキングが伸び悩んでいる人のほとんどの原因は、瞬発力が弱いことです。
中学の単語・文法さえ知っていれば、英語で言いたいことを言えるようになります。
複雑な文法は使わなくても、現在形・過去形・未来形だけ使えればOKです。
実際に、僕は過去完了などはほとんど使わなくても言いたいことを伝えられます。
英語で言いたいことが言えるようになると、英語の勉強が一気に楽しくなるので、まずは瞬発力を鍛えてみてください。
この記事がスピーキング力を伸ばしたい人の役に立つと嬉しいです。