《世界一周》クレジットカードの選び方〜5つの使い道を解説〜

世界一周の準備をしている人
「世界一周にクレジットカードは必須らしいけど、どれを選べばいいんだ?
カードの種類が多すぎてわからない…
どのクレジットカードを使えば、お得に旅ができるんだ?」
こんな疑問に答えます。
この記事の内容
・世界一周に持っていきたいクレジットカード
・「使い道ごと」のクレジットカードの選び方
・クレジットカードのみで海外旅行保険をまかなう方法
こんにちは、シュウト(@shutofuruya)です。
僕は、2016年から1年のほとんどを海外で過ごしており、最近は1年間で40か国をめぐる世界一周をしていました。
世界一周に出る前に徹底的にした下調べと、旅中に会う人たちの情報から、「旅中のクレジットカード」に関しての答えが見えたので、シェアしたいと思います。
僕は実際にこれらのクレジットカードを使い、年間で数10万円の節約ができています。
情報を詰め込んだので少し長いですが、この記事を読めば「どのクレジットカードが自分に合っているのか」が分かるはずです。

世界一周で使いたいクレジットカード一覧

こちらが、僕が使っているカードの一覧です。
カード名年会費使用目的・メリット
エポスカード0円・自動付帯の海外保険用
・手厚い旅行保険
リクルートカード0円海外保険延長用
・海外でのポイント還元1.2%
・メインカード1
三井住友VISAクラシックカード初年度0円
それ以降、1年に1度でも使えば0円
海外保険延長用
Booking.comカード0円海外保険延長用
ホテル支払いが最大16%OFF
楽天プレミアムカード10,100円プライオリティパス用
・メインカード2
セディナカード0円・海外キャッシング用
JCB CARD W0円・日本滞在用
・Amazonで還元2%
・セブンイレブン還元率2%

クレカは7枚も持っていますが、旅で何度も使うのはこの3枚だけです。
リクルートカード
Booking.comカード
セディナカード
3枚を支払う場所や目的によって使い分けています。

また、海外旅行保険を延長するためのカードを3枚持っています。
これによって、1年間、海外旅行保険を維持した状態で旅をすることができます。

クレジットカードの便利な使い方は奥が深いので、ここから詳しく解説していきます。

世界一周で使うクレジットカード選びのポイント

世界一周のクレジットカード選びは、使う目的別に考えるとわかりやすいです。
世界一周中にクレジットカードを使う目的は、以下の5つです。

  • 海外での支払い用
  • 海外旅行保険の延長用
  • 海外キャッシング用
  • 空港ラウンジ用
  • 「準備でお得に」用

ここからは、使用方法ごとに、ベストなクレジットカードを紹介していきます。

海外での支払い用クレジットカード

海外での支払いをするためのカードです。
世界一周中は、現金をあまり持ち歩かず、「カードで払えるところはカードで払う」が基本です。
現金は盗難のリスクがあるので、できるだけ少ない額を持ち歩くようにしている人が多いです。

海外での支払いは、「ホテル代金の支払い」と「それ以外」に別れます。

ホテル代金の支払い

海外でホテルやホステルに泊まる時に必ず使うのが「Booking.com」です。
むしろ、ほとんどこのサイトしか使うことがないくらい、よく使います。

世界一周でかかる費用の多くは「宿泊費」なので、これをどうやって節約するかが、旅全体の節約のポイントになります。
Booking.comカード」は驚きの<宿代が最大16%還元>です。
このカードの存在は最近知ったのですが、初めて聞いたときは衝撃でした。

以下、16%還元の仕組みです
・カードに加入すると「Genius会員」になることで10%OFF
・10%OFFから、さらに6%の還元

2回以上Booking.comを使うと、自動的にGenius会員になります。
つまり、カードに加入しなくても旅をしていれば勝手にGenius会員になるので、実際のカードの還元率は6%だと考えられます。
とはいえ、6%の還元は凄まじいです…

ホテル以外の支払い

ホテル以外の支払いでは、単純に海外で使用したときの還元率が高いカードを使います。
普通のカードは、海外で使った際の還元率が1%程度なので、「1%を超えていれば還元率が高い」と言えます。

支払い用クレジットカードを選ぶポイント

・海外で使った時の還元率が高い
・使用限度額が低すぎない
・VisaカードかMastercardのどちらか(もしくは両方)

これを満たすのが、この2枚のクレジットカードです。
Booking.comカード
ホテル支払いで最大16%還元
リクルートカード
ホテル以外の海外での支払いで1.2%還元

海外旅行の延長用クレジットカード

海外旅行保険を延長するためのカードです。
「利用付帯」のカードをうまく利用すると、海外旅行保険に加入する必要がなくなります。
ここから、簡単に説明していきます。

まず、クレジットカードの旅行保険には、2種類あります。
・持っているだけで保険がつくもの(自動付帯
・現地で使うことによって保険がつくもの(利用付帯
*それぞれのカードの保険期間は90日、または3ヶ月間です。

例えば、僕は3枚の「利用付帯」のカードを持っているので、3ヶ月×3=9ヶ月間、無料で海外旅行保険を延長することができます。

これを、「自動付帯」の保険の3ヶ月と組み合わせると、下の図のように1年間海外旅行保険がついている状態で旅ができるようになります。

具体的には、こんな感じで使っています。

・1〜90日目までは、カード1の自動付帯の保険がついている

・90日目に現地での移動手段をカード2で支払う
・90〜180日まではカード2の利用付帯の保険がついている

・180日目に現地での移動手段をカード3で支払う
・180〜270日まではカード3の利用付帯の保険がついている

・270日目に現地での移動手段をカード4で支払う
・270〜360日まではカード4の利用付帯の保険がついている

海外保険の延長用クレジットカードを選ぶポイント

・保険の条件が「利用付帯」であること
*利用付帯のカードは珍しいです。

この条件に当てはまるのが、この3枚です。
リクルートカード
三井住友VISAクラシックカード
Booking.comカード

1枚の保険期間が3ヶ月なので、3枚あると、9ヶ月も保険を延長できます。

海外保険延長用クレジットカードの注意点

「利用付帯」のクレジットカードの保険上限額は、「自動付帯」のものに比べて少し劣ります。

保険の上限金額が足りないと感じる場合には、「利用付帯のカードを複数枚同じタイミングで使う」ことで、保険料を合算することができます。
(死亡・後遺傷害保険を除く)

カードAの治療上限額が200万円
カードBの治療上限額が200万円
=あなたの保険の治療上限額は400万円
といった感じです。

保険金の上限をどう感じるかは人によるので、慎重に考えてほしいです。

ちなみに、日本の保険は出国後には加入できませんが、グローブパートナー(フランスにある日本人経営の会社)やWorld Nomadsなら、出国後にも保険に入ることができます。
(そして、日本の保険より圧倒的にコスパがいいです)

以上をまとめると、保険料が少ないと感じる方は、こんな方法がオススメです。

・出国から90日間は自動付帯の保険
・90日経ったら利用付帯カードを3枚使って保険を発動
・残りの期間は、自分で保険に加入する

海外キャッシング用クレジットカード

海外で現地通貨をゲットするために、キャッシングをする用のカードです。

キャッシングと聞くと、なんとなく悪いイメージがありますよね…
しかし、海外で現地通貨を手に入れるには、キャッシングが一番コスパが良い方法なんです。

少し長くなりますが、海外キャッシングを知っているとかなりの節約ができるので、詳しく説明していきます。

現地通貨を手にいれる方法を比較

以下は、海外で現地通貨を手に入れるための手数料の例です。

  • 空港:5%ほど
  • 現地の両替屋:3%程度
  • 海外キャッシング0.3%〜

例えば、10万円を現地通貨に変えた場合、手数料が引かれるとこんな感じになります。

・空港:9.5万円分
・現地の両替屋:9.7万円分
・キャッシング:ほぼ10万円(セディナカードの場合)

つまり、空港で両替をすると5000円も手数料で取られてしまい、現地の両替屋でも3000円も取られてしまうわけです。
キャッシングだと、手数料を0.3%〜にすることができるので、ムダな手数料を取られなくなります

「クレジットカードで海外キャッシング」にかかる手数料の仕組み

僕自身、はじめは「海外キャッシング」という響きが怖かったので、かなり詳しく調べました。
はじめは不安だと思うので、キャッシングの仕組みを詳しく説明していきます。

海外キャッシングの際にかかる手数料は、以下の3つです。

  • 為替の手数料
  • ATM手数料
  • 利息

為替の手数料
VisaやMastercardが為替レートに上乗せしている額です。
平均すると、0.1%〜1.5%ほどの手数料です。

「現実世界では10ドル欲しかったら1,000円で交換できる」
その一方…
「クレジットカード世界では、10ドルが欲しかったら1,010円払わないといけない」

為替手数料は、どのカードにも存在するので、0にはできません…

ただし、Mastercardの方がVisaよりも手数料が少ないので、Mastercardを選ぶのがベストです。
*Visaの手数料は1%以上のことが多いです…
*Mastercardの手数料は0.1〜0.3%程度

 

ATM手数料
ATM手数料には2種類あります。
・ATMのオーナー(海外の銀行)がもらう手数料
・日本のカード会社が取る手数料

つまり、ATMを使うことで、海外と日本の両方で手数料が取られる可能性があります。
ATM手数料を取るかどうかは、カード会社によって変わります。

キャッシングでは、「利息以外の手数料は取ってはいけない」と決められているのですが、ATMオーナーの都合で勝手に取られてしまうことがあります。
カード会社によっては、勝手に取られた手数料を返してくれるところがあります!

以上を考えると
・カード会社のATM手数料なし
・海外銀行にATM手数料を取られたら、対応してくれる
こんなカードが海外キャッシングに向いています。

利息
「年利」とも言われます。
多くのカード会社は1年間で18%の利息がつく設定になっています。

利息は1日単位で計算されるので、早く返すほど少なくなります。

・アメリカで10万円をキャッシングした
・利息は1年で18%
この場合の利息はこんな感じです
・4日後に返済→利息は約0.2%なので、200円ほど
・30日後に返済→利息は約1.5%なので、1500円ほど

以上を考えると、できるだけ早く返済できるカードが良いことがわかります。

海外キャッシング用カードを選ぶポイント

ここまでをまとめると、海外キャッシングに向いているカードは以下を満たすものです。

  • キャッシングの年利が低いこと
  • Mastercardを選べること
  • 繰り上げ返済が数日以内にできること
  • 繰上げ返済がネットでできること
    *繰り上げで返済ができても、毎回電話で申請しなければいけないカードもあります…

この条件を全て満たすのが、セディナカードです。

・キャッシングの年利が1.8%
・Mastercardを選べる
・カード会社のATM手数料なし
・海外でATM手数料が取られたら、返金してくれる
・最短3日で繰り上げ返済ができる
・Webで繰り上げ返済ができる

世界一周中は思っているよりも頻繁にお金を下ろすことがあるので、キャッシング用のカードはかなり重要です。
特に、日本側のカード会社からのATM手数料(数100円)が積み重なると、結構な額になります。

空港ラウンジ用カード

各国の空港ラウンジを使うために用意するカードです。
このカードは、人によって作るか作らないかが分かれます。
*旅人の半数くらいは持っていると思います。

世界各国の空港には、出発を待つためのラウンジがあります。
例えば、こちらはタイ・バンコクの空港のラウンジです。

お酒が飲み放題、食べ物も食べ放題、持ち帰りもOKです。
シャワーを無料で使うこともできます。

充電もできるし、食事もできるし、シャワーも浴びられる」ということで、ラウンジでゆっくりするために空港に4時間前に行く旅人もいます。
(僕もそのうちの一人です)

プライオリティパス」と呼ばれるカードを持っていると、世界各地の1300以上のラウンジを無料で使うことができます。

空港ラウンジ用カードを選ぶポイント

・「プライオリティパス」が最安値でゲットできること
この条件に当てはまるのが、楽天プレミアムカードです。

普通にプライオリティパスに申し込むと、年会費399USドル(約4万5000円)ですが、楽天プレミアムカードなら10,100円でプライオリティパスが手に入ります。
このお得さから、旅人の半数以上が持っているカードです。

「準備でお得に」用カード

世界一周の準備の際に、お得に買い物をするためのカードです。
普段使っているカードでも問題はありませんが、特にお得なものがあるので紹介しておきます。

JCB Wカード

僕が日本滞在時に使っているのが、「JCB CARD W」です。
オススメポイントは以下の通りです。

  • Amazonでのポイント還元率が高い
  • スターバックスでのポイント還元率が異常に高い
  • ポイントをAmazonでそのまま使うことができるのが楽

詳しいOFF率は下の公式HPを参考にしてください。
旅の準備で、Amazonでいろいろと購入すると思うので、けっこう節約できるはずです。

クレジットカードに関する注意点

最後に、クレジットカードに関して気をつけたいことがいくつかあるので、簡単に紹介していきます。

カードの審査に落ちることがある

クレジットカードは審査に落ちることがあります。
なので、「自分は3枚でいいや」と思っていても念のため多めに申し込んでおいた方がいいです。

無知だった以前の僕は、初の海外一人旅にクレジットカード1枚で挑みました。
不運が重なり、インドでの滞在4日間を残して、使えるお金が1000円以下になって大変な思いをしました。
その時に、クレジットカードを複数持つことの大切さを思い知りました。

クレジットカード発行までに時間がかかる

クレジットカードの発行には時間がかかります。
余裕を持って、最低でも3ヶ月以上前には準備をし始めてください。

海外ではクレジットカードがATMに飲み込まれることがある

日本ではありえないですが、海外のATMでは「カードが飲み込まれる」という現象が起こります。
お金を引き出そうとATMにクレジットカードを入れると、そのまま戻ってこなるという現象です。

取り出すのに数日かかることもあるので、次の日に移動が控えていたりすると、クレジットカードを1枚失うことになります。

クレジットカードの限度額は1ヶ月の限度額ではない

これは勘違いしている人が多いかもしれません。
カードにもよりますが、使用限度額は1ヶ月ではなく、2ヶ月の数字と考えるべきです。

・キャッシング額が10万円のカード
・月末締めの翌月末払い

よくあるこんなクレジットカードで考えてみます。

・1月に3万円を使った
・2月5日までに7万円を使った
→限度額いっぱいまで使ったので、2月29日に1月分の3万円が支払われるまでキャッシングできない

・2月29日に支払い
→3万円使えるようになる

・3月5日までに3万円キャッシングした
→3月31日までキャッシングはできない

以下ループ

僕は、この仕組みをよく考えていなかったため、「キャッシング額が月に10万円あれば余裕でしょ」と思っていました。
その結果が、インドでの手持ち金1,000円です。

複数枚のカードがないと、こういった事態になる可能性があるので、ご注意ください。

キャッシング枠は初めからついているわけではない

キャッシング枠は、自分で申請しないとついていない場合もあります。
収入が一定以上あることを証明しないと、キャッシング枠をつけてもらえないです。

また、「カード使用から6ヶ月間はキャッシングが申し込めない」なんていうクレジットカードもあるので、注意です。

VisaとMastercardは両方持っておくこと

海外では、店によって、「Visaしか使えない」「Mastercardしか使えない」といったことが起こります。
なので、VisaとMastercardのどちらも持っておくのが安心です。

アメックス、JCB、Dinersは使えない場所が多いので、そこまで必要ないかと思います。

世界一周のクレジットカード情報まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます!

ここまでの長い文章を読んできた方であれば、「自分が加入すべきクレジットカード」がすでにわかってきているかと思います。
参考までに、もう一度、僕が使っているカードの一覧を載せておきます。

カード名年会費メリット
エポスカード0円・自動付帯の海外保険用
・手厚い旅行保険
リクルートカード0円海外保険延長用
海外でのポイント還元1.2%
・メインカード1
Visaがオススメ
三井住友VISAクラシックカード初年度0円
それ以降、1年に1度でも使えば0円
海外保険延長用
Booking.comカード0円海外保険延長用
ホテル支払いが16%OFF
楽天プレミアムカード10,100円・プライオリティパス用
・メインカード2
メインカード1がVisaなので、Mastercardがオススメ
セディナカード0円・海外キャッシング用
Mastercardにすること
JCB CARD W0円・日本滞在用
・Amazonでの還元率が高い

個人的に、絶対に外せないカードはこの3枚です。
Booking.comカード:ホテル代が最大16%(実質6%)も還元される
リクルートカード:海外で使うと1.2%という高い還元率

JCB CARD W:Amazonで圧倒的な還元率の高さ

あとは、自分の旅のスタイルや、保険の考え方に合わせてカード加入を考えてみてください。

何かわからないことがあれば、Twitter(@shutofuruya)でDMしてください!
いつでも相談に乗ります。
では、良い旅を!

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